ボディートークとヨガ ektan 櫻子です。
昨日は中秋の名月。
冴える濃紺の空に明るいお月さまが静かでした。
今日は、いつを生きているのか?について気づきを書きます。
Points of you「過去」「現在」「未来」のセッション
先日、長年の友人にコーチングのカードセッション「Points of you」をしてもらいました。
Points of Youは、フォトカードを質問にあわせて直感で選んで知らなかった自分に出会ったり、イメージを広げていくなど様々な使い方ができるツール。
印象的な、見る人によって様々に受け取れる多数のカードを使います。
この日のセッションはとても簡単な「過去」「現在」「未来」をフォトカードから選択するもの。
本来はそれぞれ「過去」「現在」「未来」について質問があるのですが、省略してただカードを選び、好きなように3枚を並べました。
カードの画像は撮らなかったのですが(撮っていいのかな?)、それぞれ、自分の「過去」「現在」「未来」を選びました。
過去は、少女がうつ伏せで寝そべって頭を抱えている写真。目の前には放り出された長靴。
現在は、空いたバスに乗っている複数の大人。それぞれが少し眉を寄せるようにして、同じ方向を見ているような、見ていないような。奥の方にはまた違ったことをしている人が写っている。
未来は、大人の女性と子供の女性が並んで笑顔でブリッジしている写真。
これらを、「過去」「未来」「現在」の順で斜めに並べました。
並べた画像を見て気づいたのは「すべて人がフォーカス」されている画像であること。
たくさんのフォトカード、人が写っていないものも多いです。
その中から、以前このセッションをした時も人が映ったカードを選んだ記憶があります。
「人」がわたしにとって重要なテーマなんだなぁと改めて気づきます。
自分で撮る画像は「花」が多いですが。
惹かれるのは「人」のようです。
「過去」「現在」「未来」の表情
過去は、頭を抱えている。
現在は、バスに揺られて遠くを見ている。(笑顔はない)
未来は、笑顔。
これは自分の認識がそういうことなんだと思います。
過去は、見つからなくて悩んでいる。
現在は、行き先が見えるような見えないような、不安を抱えながら、バスに乗っている。
未来には、理想を掲げている。
なんだか絵に描いたようですが、そうだよねーと納得する結果でした。
「未来」が真ん中
後になって「未来」を真ん中に据えていることに引っかかりました。
理想の「未来」、それが真ん中って、どういうこと?
「今」を見ていないということでは。
常に理想の「未来」を見ていたら、「今」には「まだダメだ」「何かしなくちゃ」という焦燥感が付きまとうことになります。
それでいつも苦しかったのかーと、思い至りました。
わたしは常に「仕事」をしています。
好きな仕事ですし、楽しい時間もたくさんあるのですが、常に「あれやらなくちゃ」に追われています。
好きじゃない仕事もしてます。
特に洗濯が大嫌いなのですが、家にいることが少なくないし、気づくし、家事の「やらなきゃ」に追われています。
今回のセッションで、気づきました。
「未来」を見ていると、休めないんです。
「未来」を見ていると、「今」のしあわせに気づけない。
心地よさに安らぐことができないのです。
その視点から「現在」のカードを見ると、ぼんやり遠くを見るバスの乗客の姿は、理想の未来に辿り着けるのかなぁという漠然とした不安を良く表しています。
「未来」のために「現在」を犠牲にしている。
以前、『怒らない練習』で
大人が年々1年が早く感じられるようになるのは過去への後悔や未来への心配で「今」を生きていないから。
子どもは「今」を生きているから、早く過ぎることはない。
という文章を読みました。
それからは、毎週のサザエさんに「ええ?もう1週間経ったの?」という気分を味わないようにしていたつもりだったのですが。
過去の失敗は、経験やステップとして後悔しないで前に進む心持ちがあるのですが、「未来」には油断していました。
「未来」が優先?「現在」が優先?
「未来日記」をつけると夢が叶うなんて、言いますね。
「引き寄せ」も、引き寄せたい「未来」を現実のように味わう、なんて聞きます。
でも、実は「過去」「現在」「未来」という時間の制限は、人間が把握できるようにするために無理やり設定したもの、とも言われます。
大き過ぎるものは把握できないんだそうです、人間。
この時間に「あの時ああしておけば、、」と後悔している人は「過去」に生きている。
この時間に「理想を手に入れるために」今を味わっていない人は「未来」に生きている。
この時間の空や空気、音、口にしたものの味わい、などを噛み締める人は「現在」に生きている。
実は、いつに生きるかは自分で選んでるんですね。
「過去」も「現在」も「未来」もみいんな意識の中では一緒。
「未来」のために頑張っていて、精一杯味わっている「現在」なら、断然ありと思います。
その場合、きっとカードは無意識に「過去」「現在」「未来」の順に並べるのでしょう。
「未来」が優先ですか?「過去」が優先ですか?
それとも「現在」が優先?
「過去」「現在」「未来」のセッションを振り返って
理想の「未来」に追い立てられ、「現在」を見失っている、もしかしたら見ないようにもしているかもしれない、と気づきました。
「未来」は親として、仕事人として、想定せずにいられないもの、とも思います。
とはいえ、「未来」のために「現在」を味わうのをやめてしまうのは違う。
せっかく気づいたので、「過去」の経験を活かし、「現在」を豊かに感じながらいきることで「未来」につながっていけたらいいなと思います。
「現在」優先に
「過去」が気になって「現在」を生きられないという方、ぜひセッションを受けてみてください。
ボディートークは、引っかかってしまっているトゲの記憶、熱々で片付けられない記憶を過去の経験として整理するセッションができます。
「未来」が心配で落ち着かない方、ぜひセッションを受けてみてください。
もしかしたら、脾臓や膵臓が疲れ切っていて、次々と心配や躊躇を生み出しているのかもしれません。
心と身体とスピリットは一つです。
もともとは調和の中にあります。
ですが、成長のために、ストレスによってつなぎ目が緩むことがあります。
ボディートーク は身体の「ここからバランスしてほしい」という声を確認して、途切れたつながりをつなぎ合わせ、「現在」を調和させます。
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